リノカット

リノカット効果は、木版画と似た方法でリノリウム版に彫り込む技法を模倣します。この技法は、リノプリント、リノリウムアートとも呼ばれることがあります。印刷用のプレート (リノリウム版) に彫られた絵柄にインクをのせて紙に刷り込むことでプリントできます。一般的な版画では、白い背景 (紙) の上に黒いストロークでイメージが生成されます。リノカットの個性的な表現力、黒白がはっきり分かれるコントラストの強さ、豊富で活力に満ちたストロークは軟らかい素材を利用してこそ生み出されます。

    注意: この効果は、AliveColors FREE版では利用できません。

元のイメージ リノカット効果
リノカット

 

    ポスタリゼーション(設定可能範囲は 10-100): ピクセルや色を結合することによる、前段階としての簡素化を行います。

    詳細レベル (設定可能範囲は 1-100): 画像内のディテールや線の量が変わります。値が高い場合、より詳細で線の多い、黒いイメージになります。

    エッジの鮮明度 (設定可能範囲は 1-100): イメージ内の線の鮮明度合いを指定します。値を上げると、ストロークはより鮮明かつ精度が高くなリますが、イメージ全体の鮮明度に影響を与えることはありません。ぼけたイメージの場合、全体的に黒い部分が多くなります。

    白追加 (設定可能範囲は 0-50): 白い塗りつぶし部分を増やします。

    黒追加 (設定可能範囲は 0-100): 黒い塗りつぶし部分を増やします。

    ペンキの色背景の色: カラーパレットを使用して、ペンキの色と背景の色を指定します。デフォルトの設定では、黒と白です。パレットをクリックすると、色を選択して変更できます。

 

全ての変更は小さなプレビュー領域に表示されます。

選択した設定で画像全体を処理するには、[実行] ボタンを押します。

元の設定にレストアする場合は、[デフォルト]をクリックします。

[OK]をクリックすると、変更が画像に適用され、ダイアログボックスを閉じます。

[キャンセル]をクリックすると、変更を適用せずにダイアログボックスを閉じることができます。