選択ツールは、イメージ内の編集領域を指定/選択に使用します。選択領域は、点線で示されます。この選択した領域に、ツール、効果、調整などが適用されます。選択領域をイメージ内で移動させるには、 が選択領域内にある状態でドラッグします。
選択ツール:
長方形選択ツール は、長方形や四角形の領域を選択する際に使用します。マウスの左ボタンを押しながら、ドラッグして選択を行います。
楕円形選択ツール は、楕円形や円形の領域を選択する際に使用します。
投げなわツール は、フリーハンドで領域を選択できます。選択するオブジェクトの周りにラインを描画するには、ドラッグします。マウスから指を離すと輪郭が閉じ、最終地点が開始地点とつながります。
多角形選択ツール は、フリーハンドで領域を選択することはできますが、輪郭は直線で構成されます。各頂点でクリックすると、プログラムが自動的に 2つの頂点を結んで直線を描画してくれます。輪郭を閉じるには、開始点で再度クリックするか、最終点でダブルクリックします。
Shiftキーを押すと、四角や円、また垂直/水平な線を描画することができます。
基本的なツールの設定は、イメージ ウィンドウの上のツール オプション パネルに表示されます。パラメーターの一覧を表示するには、ツール オプション パネルのアイコンをクリックするか、画像を右クリックしてください。
パラメーター (選択しているツールによって異なる場合有り):
選択モードにより、選択した範囲をどうするか、つまり結果が異なります。
新規 : 新しい選択範囲を生成すると、既存の選択範囲は削除されます。
追加 : 既存の選択範囲に新たに付け加えられます。このモードを有効にするには、Shiftキーを使用することもできます。
削除 : 指定範囲を既存の選択範囲から取り除きます。このモードを有効にするには、Altキーを押します。
共有部分 : 指定した範囲と既存の選択範囲が重なる部分のみが選択範囲として適用されます。このモードを有効にするには、Shift+Altキーを押します。
羽根 (設定可能範囲は 0-250): 選択範囲の境界部分をぼかします。
[アンチエイリアス]チェックボックス: チェックボックスをオンにすると、選択枠のエッジ部分のギザギザを滑らかにします。選択領域を作成する前に、このオプションをオンにしてください。
[中央から]チェックボックス: チェックボックスをオンにすると、カーソルのある位置が中央になるように選択領域を作成できます。オプションが無効の場合、カーソルのある位置が角になるよう選択領域を作成します。
スタイル: 選択領域のサイズの設定を行えます。
標準: カーソルのドラッグによって選択領域を指定します
固定サイズ: ピクセルで高さと幅を指定し、指定された大きさの選択領域が作成されます。
固定比率: 選択領域の高さと幅の比率が 固定されます。
[表示モード]ドロップダウン リストから、マスクの表示モードを選択できます。「動く点線」以外の表示モードは、標準ブラシを使用して編集できます。
エッジの微調整 を使用すると、選択範囲のエッジを簡単に微調整できます。
選択範囲の作成と操作には、標準的なエディター コマンドを使用します。
すべての選択範囲は、[選択]パネルに表示されます。