パス上にテキスト ツール は、指定したベクター オブジェクトに沿ってテキストを挿入することができます。
テキストは、パス (ベクター ラインまたは形) に割り当てられます。パスを変更すると、テキストもそれに合わせて変更されます。
テキストは、別のテキスト レイヤーとして作成される為、ラスター レイヤーにも変更できます。変更するには、[レイヤー]メニューの[ラルタライズ レイヤー]コマンドを使用します。
テキスト レイヤーを形レイヤーに変換するには、 [テキスト レイヤーのベクター化]コマンドを使用します。ベクター化すると、それぞれの文字が、個々のベクター形式の形として編集できます。テキストがいくつかの部分に分けられている場合、各部分を移動するには、形の編集ツール を使用しますが、その際Altキーを使用します。
テキストのラスタライズ/ベクター化後は、編集や形式の変更はできません。
基本的なツールの設定は、イメージ ウィンドウの上のツール オプション パネルに表示されます。パラメーターの一覧を表示するには、ツール オプション パネルのアイコンをクリックするか、F5キーを使用します。
テキスト フィールド: 指定されたベクター パスに沿って挿入されるテキストを入力します。
フォント名: フォント名のドロップダウン リストには、テキスト入力に使用できるシステム フォント セットが含まれています。
スタイル: リストには、指定されたフォントで使用できる様々なスタイルが表示されます。
フォント サイズ (設定可能範囲は 1-1500): 文字のサイズを指定します (単位はポイント)。
パスの選択: ドロップダウン リストで、希望のオブジェクトが含まれている形レイヤーを選択します。リストには、ベクター ラインまたは形が1つだけ含まれているレイヤーが表示されます。イメージ内から直接パスを指定するには、 ボタンを使用します。
テキスト設定:
: すべて大文字
: すべて小文字
: 大文字 (すべての頭文字)
: 下付き文字
: 上付き文字
テキストの色: をクリックすると、タブが 2つあるダイアログボックスが表示されます。[形を塗りつぶし]タブでテキストの色を変更できます。[ストローク]タブでは、テキストの輪郭線をカスタマイズできます。
をクリックすると、イメージ内から直接色を抽出します。テキストの色の選択は、[色]パネル、[スワッチ]パネル、[色相環]パネルlを使用して行うこともできます。
アンチエイリアス: ボタンを使用すると、フォントのアンチエイリアシングが行われます。
テキスト反転オプション:
- テキストの反転
- テキストのミラー
配置オプション:
: 左揃え
: 中央揃え
: 右揃え
: 両端揃え
移動オプション:
- 左/右に移動
- 上/下に移動
- 文字の間隔
注意: ツールのオプション パネルを開くには、[レイヤー]パネルに表示されるテキスト レイヤーのサムネイルをダブルクリックします。
テキストを右クリックすると、標準コマンドの一覧メニューが表示されます。
元に戻す: 最後の変更を元に戻します。このコマンドに対応するホットキーは、Ctrl+Zキーです。
やり直し: 直前に元に戻した変更を再度適用します。このコマンドに対応するホットキーは、Ctrl+Yキーです。
切り取り: 選択したフラグメントを取り除き、クリップボードに保存します。このコマンドに対応するホットキーは、Ctrl+Xキーです。
コピー: 選択したフラグメントをコピーして、クリップボードに保存します。このコマンドに対応するホットキーは、Ctrl+Cキーです。
貼り付け: クリップボードからのデータを貼り付けます。このコマンドに対応するホットキーは、Ctrl+Vキーです。
削除: 選択したフラグメントをクリップボードに保存せずに、直接削除します。このコマンドに対応するホットキーは、Deleteキーです。
すべて選択: レイヤー上のテキストをすべて選択します。このコマンドに対応するホットキーは、Ctrl+Aキーです。
テキストを適用するには、[OK]をクリックします。
入力をキャンセルするには、[キャンセル]をクリックするか、Escキーを使用します。