AliveColors では、画像の色深度と色空間の変更ができます。利用可能な色モードの一覧を確認するには、コントロール パネルにある[画像]メニューの[モード]を選択します。
プログラムは 4種類の色モードを用意しています。
RGB モード: 最も一般的な色モデルです。すべての RGB 画像には、R (赤)、G (緑)、B (青) という3つの色チャンネルが含まれています。ピクセルの色は、この基本3色の組み合わせからなっています。すべての色チャンネルが 0 の場合、真っ黒になります。
CMYK モード: オフセット印刷に使用される一般的な色モデルです。CMYK 画像には、C (シアン)、M (マゼンタ)、Y (黄色)、K (黒) の4つの色チャンネルが含まれています。ピクセルの色は、各色要素の値 (0-100%) によって定義されます。値が低いほど、色が薄くなります。
Lab モード: 人間の目が色を認知する方法に基づいた色モデルです。輝度 (L) は 0 から 100 の値を設定し、色要素 a (緑から紫) と b (青から黄色) はそれぞれ -128 から127 の間の値を設定できます。
グレースケール モード: このモードでは、異なる色に異なる濃度のグレーが使用されます。このモードを適用すると、使用できるチャンネルは、グレーの 1色のみです。8ビット/チャンネル画像では、濃度の異なる 256 種類のグレーが使用されることがあります。
このメニューでは、色深度 (8ビット/チャンネル、16ビット/チャンネル、32ビット/チャンネル) を調整することもできます。
画面上の色を表示するために、RGB モードでは 3つの色/チャンネルが使用されています。8 ビット/チャンネル画像の場合、各色チャンネルには、256 バリエーション (28 = 256) があります。3チャンネルあるので、1ピクセルあたり、1億6800万色 (2563) を再現できることになります。
16ビット/チャンネルや 32ビット/チャンネル画像の場合、各ピクセルが再現できる色はさらに多くなります。