色範囲ツールは、特定の色や階調範囲の領域を選択します。ツールを呼び出すには、[選択]メニューの[色範囲...]を使用します。
現レイヤーのピクセルは、画像内の可視色に基づいて選択されます。
以下のパラメーターを使用して、色選択方法の調整を行います。
選択モード (アイコン表示): 論理操作、つまり選択範囲をどのように処理するかを指定します。
新規 : 新しい選択範囲を生成すると、既存の選択範囲は削除されます。
追加 : 既存の選択範囲に新たに付け加えられます。モードを有効にするには、Shiftキーを使います。
削除 : 指定範囲を既存の選択範囲から取り除きます。モードを有効にするには、Altキーを使います。
ドロップダウン リストから、標準的な色 (赤、黄色等) または階調範囲 (ハイライト、ミッドトーン、シャドウ) を1つ選択します。スポイト ツールを使用して、色を選択することもできます。選択した色もしくは明るさと一致するピクセルのみが選択されます。
トレランス (設定可能範囲は 0-200): 画像内から色を抽出する場合に、その選択に含む色範囲の幅を設定するためのパラメーターです。
[特定の範囲]チェックボックス: スポイトツールでクリックした部分を中心として、そこから指定した半径の円を描いた範囲を選択範囲として指定できます。
[反転]チェックボックス: 選択を反転させます。
プレビュー ウィンドウには、ソース画像または選択領域をグレースケール モードで表示されます。後者の場合、選択領域が白、非選択領域が黒、トランジッション領域がグレーで表示されます。
[表示モード]ドロップダウン メニューでは、選択範囲をイメージ ウィンドウでどのように表示するかを選択できます。
[OK]をクリックすると選択範囲が生成され、[キャンセル]をクリックすると変更を保存しないままウィンドウを終了します。
選択範囲の作成と操作には、標準的なエディター コマンドを使用します。
すべての選択範囲は、[選択]パネルに表示されます。